
全国の小中学生が自由な創造力を発揮する「全国こども陶芸展inかさま」で、波佐見町の小学生が最高賞の内閣総理大臣賞に輝きました。
細かい部分まで丁寧に作られたこちらの作品。古事記に登場する「天鳥船神(あめのとりふねのかみ)」を八咫烏(やたがらす)の姿で表わした「天之烏船~あまのとりふね~」です。
作ったのは、波佐見町立東小学校の6年生、長瀬海さん(11)です。6月に茨城県で開かれた「第25回全国こども陶芸展inかさま」の審査会で、応募総数1116点の中から1点だけが選ばれる最高賞の内閣総理大臣賞に選ばれました。4年連続入賞の快挙です。
長瀬海さん(11):
「取れるかなと思っていたから、取ったと聞いたときに『やった~』というのが大きかったかな。『天之烏船』は、図書室で古事記という日本の神話みたいなのを借りたときに見つけて、よしこれだと思って」
海さんの父、渉さん(48)は、波佐見町で工房を営む陶芸家です。海さんは、渉さんの助言を受けながら、1週間かけて制作しました。
長瀬渉さん(48):
「1等賞だからすごい喜びの方が来るかなと思っていたんですけど、実際は『取ったな』と、ほっとした」
受賞を知った波佐見町の前川芳徳町長も期待を寄せています。
前川芳徳町長:
「ちょうど今年が波佐見町が(町政施行)70周年の年なんですよ。そういった年に最高賞である内閣総理大臣賞を受賞されたというのは町長としても本当にうれしい気持ちでいっぱいですね。世界に飛び出す大きなアーティストになっていただきたいという期待しかありません」
幼い頃から陶芸家の父の背中を見て育った海さん。将来の目標は…。
長瀬海さん(11):
「トウタン(父)みたいな人になるのがいいかな」