核兵器廃絶を求める署名を集め、国連に提出している高校生平和大使。
今年は全国から22人、長崎からは1人が選ばれました。
第29代高校生平和大使に県内から選ばれたのは、青雲高校2年の中尾絢音さん(16)です。
第29代高校生平和大使・中尾絢音さん(16):
「被爆4世として、そして長崎の高校生の1人として、広島、長崎の平和への思いを世界に発信できるように、精一杯頑張ってまいります」
中尾さんの曾祖父は、三菱重工長崎造船所で被爆。中尾さんが生まれる前に亡くなりましたが、祖母や親戚に曾祖父の被爆体験を聞き衝撃を受け、「そんな経験は誰にもさせたいくない」と思い、平和大使に応募しました。
今回、県内からは31人、全国から約500人の応募があり、中尾さんを含む22人が選ばれました。
被爆者・川副忠子さん:
「世の中が不穏な方向に進んでいますので、そんな中で若い人たちの発言に、期待が寄せられています。その期待に応える活動をしてくださると信じています」
高校生平和大使は、2001年から高校生が集めた署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部の軍縮部に提出していて、去年までに283万4213筆を提出しました。
第29代高校生平和大使は6月7日(日)に広島市で結団式を行い、9月1日に署名の目録を国連に提出する予定です。