核廃絶を求める署名を集め、国連に提出している高校生平和大使。被爆80年の今年は全国から24人、長崎から2人が選ばれました。
第28代高校生平和大使に県内から選ばれたのは、長崎日大高校2年のイェ・ソジさん(16)と、長崎南山高校2年で、被爆3世の高田健士郎さん(17)です。
県内からは24人、全国から約500人の応募があり、長崎の2人を含む24人が選ばれました。
高校生平和大使派遣委員会・米村豊委員:
「高校生として核兵器をなくしていくと同時に、戦争をなくしていく、戦争しない国をつくるっていうのを一番に思っていただいたので私は選考させていただいた」
高校生平和大使は、2001年から高校生が集めた署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部の軍縮局に提出していて、去年までに272万3142筆を提出しました。
28代の高校生平和大使は今月15日(日)に広島市で結団式を行い、9月2日に署名の目録を国連に提出する予定です。