被爆から81年となる今年8月9日、長崎平和祈念式典で奉安する原爆死没者名簿に名前を書き入れる「筆耕」が始まりました。
名簿には、2025年8月以降に亡くなった被爆者の名前や死去した日付、年齢が記されます。一筆ずつ手書きするのは、書道講師で被爆2世の森田孝子さん(78)です。筆耕を担当して25年目になります。
森田孝子さん(78):
「毎年、歳を重ねるごとに、被爆者の方々がご高齢になられて、私たちはこれをどのように後世に伝えていかなければいけないのかな。一人ひとりが出来る形で、後世にこの原爆の悲惨さを伝えていく、一人ひとりが考えなければいけない時代に入ってきているのではないかと思っています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしながら筆耕を続けて参りたいと思います」
今年は約3300人が新たに記載される予定で、8月3日までに、1日に百数十人分を書き入れていくということです。
名簿は去年までに206冊、20万2053人分が奉安されています。