
警察官などになりすましたニセ電話詐欺で平戸市の高齢女性が約2億円相当の純金をだまし取られた事件で、回収役とされる57歳の男の初公判が開かれました。
詐欺と組織的犯罪処罰法違反の罪に問われているのは、東京都足立区の無職、
小野善孝被告(57)です。
起訴状などによりますと、この事件は、去年12月、小野被告と氏名不詳の複数人らが共謀し、氏名不詳の何者かが警察官になりすまして、平戸市の当時84歳の女性に詐欺電話をかけ、純金インゴット160個、時価約2億円相当をだまし取ったものです。
小野被告は、12月9日に純金インゴットが入った段ボール箱4個をJR佐世保駅の多目的トイレで、受け子の男から受け取り、隠したとされています。
小野被告は、罪状認否の際、「弁護士に任せているので弁護士に言ってもらう」と話し、弁護人は、段ボール箱を受け取った事実は認める一方、それ以外については現段階では留保すると述べました。
次回の公判は7月8日(水)に開かれ、検察による冒頭陳述などが行われる予定です。