長崎港で、乗客が船に乗り降りする際に渡る「ボーディングブリッジ」が故障し、23日から長崎と五島を結ぶフェリーが車両乗船のみに制限されていましたが、25日から乗客の乗り降りを再開しました。
宇佐美武史記者:
「長崎港ターミナルビルのボーディングブリッジです。現在、専門業者が故障の原因や箇所について調べています」
22日(金)午後8時、福江港から長崎港に到着したフェリーから乗客が下りたあと、ボーディングブリッジのタラップを収納させていたところ、電源が遮断し、動かなくなりました。
このため、23日以降、フェリーは車両乗船のみに制限され、利用予定者にはジェットフォイルや高速船の利用を呼び掛けていました。
島民:
「こういう時は割引をしてくれればいいのにね。病院帰りとか、ここに来る人が多いので、そういう高齢者には負担じゃないんですかね。ジェットフォイルは高い」
運航する九州商船は、暫定的に車両の乗降施設から乗客も乗り降りできるよう九州運輸局に申請し、25日の2便から乗客の利用を再開しました。
年間約20万人が利用するボーディングブリッジは、1995年の完成から31年が経過していて、油圧装置の油漏れや外壁の腐食など老朽化が著しいほか、通路の勾配が現在のバリアフリーの基準に適していないことから、来年12月に更新を予定していました。
長崎港湾事務所は、「油圧系統の異常によるものと推測しているが、異常箇所の特定には至っていない」として原因を調べていて、復旧の時期は未定です。