22日午後、長崎港ターミナルでコンテナを乗せる木製のパレット(荷役台)やコンテナが炎上しました。警察は、たばこの火が燃え移った可能性もあるとみて調べています。
午後3時49分、「パレット(荷役台)の上の荷物が燃えている」と港の関係者が119番通報しました。消防車3台が出動し、火は約1時間20分後(午後5時5分)に消し止められました。
山本光悦記者:
「煙は15分ほどでおさまりましたが、あちらには燃えたコンテナが複数確認できます」
九州商船が管理するパレット(荷役台)とその上に置かれた鉄製のコンテナが焼けました。けがをした人はいません。
九州商船によりますと火災の影響で午後4時5分入港予定の福江発のフェリーが約30分遅れ、午後4時50分発の折り返し便も約10分遅れました。23日の便への影響はありません。
長崎署は「出火前、現場付近でたばこを吸っている人がいた」と関係者が話していることから、たばこの火が燃え移った可能性もあるとみて出火原因を調べています。