5日朝、松浦市の沖で工事車両を運んでいたフェリーのエンジンが止まり、航行出来なくなりました。
航行不能となったのは神戸市の和幸船舶所有、長崎市の後藤運輸が運航する「フェリーたらまゆう」457トンです。
午前5時50分に伊万里市七ツ島岸壁を出港し、佐世保市宇久平港に向けて航行していた午前7時ごろ、松浦市青島の北、約1.2キロの海上でエンジンが止まり、航行出来なくなりました。フェリーには、乗組員5人と、九電工の発注で運んでいたセメント車2台や10トントラック1台などの運転手3人、合わせて8人が乗っていましたが、全員無事です。
フェリーはタグボートで伊万里市の久原北岸壁に曳航され、正午ごろ接岸、運転手3人を降ろしました。
伊万里海上保安署は、発電機の不具合で、エンジンなどが停止したとして、今後、専門業者が不具合の原因を調べることにしています。