座右の銘は「一歩前進」です。地域経済の発展に貢献した経営者を表彰する「経営者賞」を波佐見焼の窯元、西海陶器の児玉盛介さんが受賞しました。
経営者顕彰財団の経営者賞は、毎年、九州・山口で中小企業の経営・技術に優れた業績を収め、地域経済の発展に貢献した経営者を表彰していて、今年は20人の候補者の中から、3人が選ばれました。
受賞した児玉盛介さん(76)は、波佐見焼の卸や小売りを営む創業80年の「西海陶器」の代表取締役会長です。日用食器で国内シェア2位を誇る波佐見焼のブランド確立に向け、長きにわたり中心となって活躍。海外にも現地法人を設立し、世界に販路を広げました。
西海陶器・児玉盛介会長:
「(Q.経営者としての座右の銘は)一歩前進、一歩前にか。若い人たちに言ってきたのは、現状から一歩踏み出すというのが大事かなと。現状のままだとなかなか世の中が見えない、先が分からないと。どういう分野でもいいから自分で一歩踏み出してチャレンジしていくと」
児玉さんは、波佐見焼と、ものづくり体験観光を一体化したクラフトツーリズムに取り組み、年間100万人が訪れる地域観光にも貢献。2021年には「旭日双光章」も受賞しました。
児玉盛介さん:
「もっと今まで以上に世界中の人に愛されるものを提供できるような仕組みや組織の流れができたらいいなと」
経営者賞は今年で53回目で、長崎からの受賞は5年ぶり11人目です。