3月、14歳以下の日本代表としてフェンシングの国際大会に出場し、団体で準優勝に輝いた諫早市の内田理仁選手。目指すはオリンピック出場。この春、中学生となり、新たなステージに挑みます。
【内田選手】
「全体的に全部楽しくて、特にフットワークで足の動かし方がとてもおもしろいのではまりました」
諫早市立諫早中1年、内田理仁選手・12歳。フェンシングと出合ったのは小年3年生の頃。「ながさきスーパーキッズ」の練習会をテレビで見て、フェンシングにときめきました。フェンシングには、有効面が違う「サーブル」「フルーレ」「エペ」の3種目があり、内田選手は、上半身への「突き」や「斬り」がポイントとなる「サーブル」が専門です。
指導するのは、県フェンシング協会の理事長で諫早高校定時制教諭の笹田健一さん。元日本代表で、現在、国際審判員でもあります。
【笹田さん】
「他の世代の子に比べると小柄なんですけど、その分技術面、テクニック、剣の操作であったりとか、ステップであったりとかで、大きい選手に対してもスピードで勝負したりとか、タイミングで勝負したりとかっていうので、色んなYoutubeとか見て研究してると思います」
競技を始めて1年ほどだった小学4年生の時、すでに髙いセンスとスピードを見せていました。
【内田選手・当時小学4年生】
「(目標は)全国でも通用するような実力を持った選手です。(将来の夢は)オリンピックに出場することです」
去年8月、佐賀で開かれた全国小学生選手権大会で3位に入賞。世代別の日本代表に選出され、3月、シンガポールで行われた14歳以下の国際大会に出場。男女混合団体で準優勝、個人で6位に入賞しました。しかし、その成績に満足していません。
【内田選手】
「上の選手になっていくと、スピードが速かったので、そこにあまり対応できなくて、そこが悔しかったです。すごいプレーをしていて、自分にはまだ足りないところがあるので、まだまだかなと思います」
3月、島原市で開かれた全国高校選抜大会では、お手伝いの合間に世代別日本代表選手の試合を観戦。トップレベルのプレーに刺激を受けました。
【内田選手】
「色んな人に対しての戦い方とか、動きとかを色々見れて良かったなと思っています。相手のアタックをパレっていって、防ぐ動作があるんですけど、そこを今回のプレーを見てさらに鍛えていきたいなと思いました」
目標は、7月、東京の駒沢オリンピック公園屋内球技場で行われる全国中学生選手権大会での8位入賞です。
練習相手は、全国高校選抜大会で団体3位になった諫早高校女子部員。高校生が相手でも、次々とポイントを奪います。納得がいかないジャッジには、理解するまで審判に説明を求めます。
【笹田さん】
「普通だったら高校生としてて、はいポイント取られたで終わるんですけど、納得いってないですね。きょうだからとかじゃなくて、全部全試合、毎日あんな感じです。もう1本1本一生懸命、1試合1試合一生懸命で、練習でも絶対負けたくないと思っています」
【内田選手】
「なんで負けたのかとか負けた理由とかをしっかり考えるようにしたいので、聞くことによって直っていると思います」
フェンシングが大好きで負けず嫌いな内田選手。練習でも試合でも1本1本真剣勝負。ポーカーフェイスですが、負ければ悔しさむき出し!納得するまで引きません。
内田選手は、この春、諫早市立諫早中学校に入学。身長は、148cm。まだまだ制服は大きいですが、コツコツ成長中です。
【内田選手】
「緊張しているんですけど、楽しみな分もあります。学校の人と協力して3年間いい時間を過ごせればなと思います」
同じ上山小学校から来た同級生も応援。世界を見てきた笹田さんも期待を寄せます。
【笹田さん】
「初めて多分日本代表、小学生で教えてた選手でなってくれたので、また中学校高校そしてシニアで日本代表なってくれて、将来オリンピックでメダル取ってくれるような選手になってくれたらいいなと思っています」
【内田選手】
「中学生になると、スピードとかも全く違うので、そこに対応できるようにこれから頑張りたいです。オリンピックに出場して、長崎で活躍できるような選手になりたいです」
