長崎市民総合プールで行われた県高校冬季室内水泳大会。25mの短水路レースで、男子130人・女子64人が出場しました。
●男子200m個人メドレー
注目選手は、諫早高校1年の鳥越慧士。今年度の県高総体では1年生ながら2種目で2位に入りました。バタフライから先頭に立ちます。「課題」と話していた平泳ぎでもリードを広げていきます。そして自己ベストをおよそ1秒更新する泳ぎで1着でゴールしました。(記録:2分09秒54)
【諫早1年鳥越慧士選手】「きょうは順位というよりはしっかり自分の自己ベストを更新できたらいいなと思っていたのでしっかりベストを更新できたので良かった」
一方女子は、接戦を制した九州文化1年の和田愛生選手が栄冠を手にしました。(記録:2分30秒75)
●県新記録誕生のメドレーリレー
4人それぞれが50mずつ異なる泳法でつなぐメドレーリレー。注目は、今年度県高総体で優勝した九州文化と、この日100m背泳ぎで大会新記録をマークした渕上真奈が1走の諫早商業です。早速抜け出した渕上。高校1年とは思えない力強い泳ぎでリードを奪います。しかし九州文化は2泳・3泳で徐々に追い上げます。勝負はアンカー対決へ。両チームともに1年生の犬塚(諫早商)と前川(九州文化)。諫早商・犬塚が逃げ切り、優勝しました。
【諫早商1年犬塚菜那選手】「みんなが頑張って1位でつなげてきたので1位で帰って来ようという気持ちで頑張って泳ぎました」
【場内アナウンス】「諫早商業チーム第一泳者・渕上さんが28秒99の長崎県新記録を樹立しました」
【諫早商1年渕上真奈選手】「県高校新記録は自分にとって通過点で、これから春にJO(ジュニアオリンピック)があるので、今回の50m背泳ぎで8秒台を出せて良い感じかな」
【諫早商2年江口純歩主将】「(今年度の)県高総体も負けてしまったので、来年度こそはこのチームのみんなで優勝できるように頑張りたい」
今年のインターハイ開催地は、長崎を含む北部九州。夏に向けて高校生アスリートの活躍から目が離せません。
【諫早商チーム】「高総体優勝するぞ」