食のスペシャリストを目指します。長崎市の長崎玉成高校で、調理科の新入生に実習用の包丁を贈る「包丁授与式」がありました。
授与式に先立ち、平安時代から続く儀式「包丁式」で、魚に直接手を触れずに切り分ける伝統の技が披露されました。
長崎玉成高校調理科は、長崎市内の高校で唯一、調理師を育成する学科です。
今年入学した9期生30人が、真新しい調理服に身を包んで式に臨み、一人ひとりの名前が入った包丁を受け取りました。
牛刀、ペティーナイフ、出刃包丁、柳刃包丁、菜切包丁の5本セット。これを使って調理の技を学んでいきます。
前田功校長:
「これから始まる調理実習では思うようにいかないことも多いでしょう、しかしきょう手にしたその包丁と共に、一歩ずつ技術を磨き知識を蓄えていってください」
誓いの言葉・深浦隆輝さん:
「授かったこの包丁は単なる道具ではなく、私たちの志を支える大切な魂であると深く認識しております。多くの人を幸せにできる最高の調理師となることを共に目指していきましょう」
調理科では、授業のほか、市内の料亭やレストランでの実習もあり、3年後の卒業と同時に調理師免許を取得できます。
生徒:
「かっこいいなと思います。やっぱり自分の“相棒”と思います。小さい頃から料理が好きでお母さんの料理を手伝ってて料理って楽しいなと思ったからです」
生徒:
「人に料理を食べてもらっておいしいとか言われるのがうれしいので、食べてもらっておいしい、また来たいと思われるような調理師になりたいなと思ってます」