今年も色とりどりの花々が咲き誇っています。長崎市の「ハッピーテラス」で桜が見頃を迎えています。
長崎市琴海尾戸町の形上湾沿いにある山本辰美さん(72)手作りの「ハッピーテラス」。約半世紀、「庭造り」を手掛けてきた山本さんが愛情込めて手入れしている展望所です。
誰でも自由に入って楽しむことができます。
「この道路沿いをリニューアルということで、ここの化粧を完璧に仕上げて皆さんがこの通路を歩くときにちょっとでも楽しんで頂ければと」
ハッピーテラスに植えられている花々は約20種類。この季節は、かわいらしい「ピンクパンサー」が見頃を迎えています。すぐそばにある枝垂れ桜も少しずつ花が開いています。
広大な敷地内を進んでいくと、山本さんが今年1月に完成させたスロープが見えてきます。細かい装飾に職人の技が光ります。
妻・京子さん(72)は、毎日欠かさず5、6時間かけて敷地内の手入れをしています。
「大変と思ったことはないですね。主人が花の管理と野菜の管理をしますからね。私は草取りの名人の称号をもらいましたからハハハ」
さらに奥に進むと、淡いピンク色のソメイヨシノが迎えてくれます。その数約100本。風に揺れる桜が春の訪れを感じさせてくれます。
このほかハッピーテラスには山本さんのこだわりが詰まったスポットも。おとぎ話の世界から飛び出してきたような「天使のテラス席」。
中から覗くと…絶景です。
「自分が一生懸命作り上げた構造物ですね、そういうのを見て喜んでいただくのが一番自分の宝だといつも思っています」
「私たちも72歳、高齢者になって、自分の人生をどう締めくくろうかと思った時に、なんとなく気持ちが穏やかになる、そういう風な気持ちでお帰りになっていただいたらすごくいいと思いますね」
ハッピーテラスのソメイヨシノは2日時点で八分咲き。今後1週間でさらに見頃を迎えるということです。