
国立病院機構は27日、長崎川棚医療センターの看護師3人が、患者を病室から出られなくする身体的虐待をしたとして、懲戒処分を発表しました。
このうち30代の看護師は、医師の指示なく、患者の両腕をベッドに固定したり、病室の出入り口にストレッチャーを置いたりして、病室から出られなくしました。
また、車いすの車輪をベルトで固定して移動できなくし、移動の際は、えりや胸元をつかんで動かしていました。
さらに、患者が飲まなかった薬などを、約2年前から100種類以上盗み、自身のロッカーや車に保管していました。「必要になったり、足りなくなったりしないかと思った」と話しているということです。
この看護師は、27日付で懲戒解雇となりました。
また、別の30代と20代の看護師2人は、ドアノブと手すりをひもで固定し、患者が病室から出られないようにしたとして、27日付で減給処分を受けました。
3人はいずれも、「夜勤の時に、不穏な状態の患者の対応として行った」と説明しているということです。