門出の春。1日と2日、県内ほとんどの公立高校で卒業式が行われ、約7000人が学びやを巣立ちました。
2日、県立長崎東高校では、260人が旅立ちの日を迎えました(普通科179人・国際科81人)。制服の変更に伴い、赤い三本線の制服や詰襟の東高生は、この3月で見納めです。
県内多くの公立高校は、慣例として例年3月1日に卒業式を行っています。一方、金比羅山の中腹、標高177メートルにある中高一貫校、長崎東高校は、中学生を含む生徒1175人のうち9割以上の1125人が県営バスで通学しています。
今年は1日が日曜のため、運転士不足に悩む県営バスに配慮し、平日の2日、月曜に実施しました。
卒業生代表答辞・北島未颯さん(18):
「インターネットで調べてもAIに尋ねても答えの出ない問いに向き合う日もあるでしょう。それでも不安や迷いを抱えながら長崎東高校で積み重ねてきた日々を胸に私たちはそれぞれの道を歩んでいきます」
式のあと、卒業生は、後輩たちの温かい祝福を受けながら廊下を通り、教室へ。最後のホームルームで伝えたのは、普段面と向かって言えない家族や友達、先生への感謝の言葉でした。
卒業生:
「勉強頑張ってこられた理由は、やっぱお母さんがずっとサポートしてくれて、僕よりなんなら頑張ってたし、いつもご飯がおいしくてそれだけが生きがいだった」
卒業生・小野くるみさん:
「将来はお母さんよりも上の人よりもたくさん稼いで、タワマン買って海外旅行に連れていくので期待していてください」
卒業生・川脇いまさん(県外に進学):
「大好きなこの学校を離れて寂しい気持ちもありつつ、夢のために人生を歩んでいきたい、頑張りたい」
卒業生・中山友貴さん(前生徒会長):
「毎日弁当作ってくれて、自分がおかずのわがままとか言ってもすぐ話聞いてくれたり、これからも遠い地にはなるんですけどお世話をお願いできたらと思ってます」
母・玉起さん:「私も楽しい3年間でした」
県内の公立高校では、昨年度より29人少ない7149人が学びやを巣立ちました。