人類滅亡の危機を示す「終末時計」の時刻を決める委員会の委員長が長崎市を訪れ、鈴木市長と意見を交わしました。
9日午前、長崎市役所を訪れたのは、アメリカの科学誌「原子力科学者会報」の科学・安全保障委員長、ダニエル・ホルツ教授です。委員会では、核戦争や気候変動など、人類の危機の度合いを象徴的に示す「終末時計」の時刻を決めています。
現在、人類滅亡を象徴する「午前0時」まで、残り85秒と、過去最も近い状態になっています。核兵器を巡る危機的な状況の中、被爆地・長崎にできることについて意見を交わしました。
原子力科学者会報 科学・安全保障委員長 ダニエル・ホルツ教授:
「長崎は世界への警鐘であり、核兵器の恐ろしさを思い起こさせる存在です。同時に、希望のメッセージを発する場所でもあります。未来を見つめる美しい街でもある。その警鐘と希望の両方を持つことがとても重要です。そして、その長崎の声をできるだけ世界に広げていくことが大切です」
ホルツ教授は、3日間、長崎に滞在し、原爆資料館や平和公園などを訪れる予定です。