雲仙・普賢岳の大火砕流の教訓を後世に伝えようと、市民団体が被災した車両を保存するための募金を呼びかけています。
43人が犠牲となった、1991年6月3日の大火砕流。当時被災した消防車やパトカー、報道機関がチャーターしたタクシーや報道車両は、噴火災害の恐ろしさや災害報道の在り方を考える災害遺構として今も残されています。
しかし、これらの経年劣化が進んでいることから、地元住民と報道関係者の有志でつくる「雲仙岳火砕流被災車両を保存する会」は、災害から35年となる今年6月3日を前に、保存修復作業を行う計画です。費用は200万円ほどかかる見込みで、募金を口座振り込みで受け付けています。
「保存する会」は、「負の遺産を未来への道しるべとするため、ご理解とご協力をいただきたい」としています。