涙と別れ、お世話になった人たちへ感謝の思いも伝えました。県内の高校で最も早い卒業式が長崎市の活水高校で開かれました。
巣立ちの日を迎えたのは活水高校の3年生98人です。保護者と2年生が出席し、卒業生の門出を祝いました。
活水高校3年・荒嶋奏さん(18):
「たくさんの時間をみんなと過ごす中で、つらかったこと、苦しかったことがたくさんあったけど、最高の3年間を過ごせてとっても楽しかったです。本当にありがとう」
創立以来の伝統「魂ゆずり」では、手桶に「純潔」を表す「白」と、「豊かな恵、たくましい心」を表す「若緑色」のリボンを結び、卒業生から在校生へ思いを託しました。最後のホームルームでは、卒業生が、恩師やクラスメート、家族へ感謝の思いを伝えました。
女子生徒:
「活水に入学して英語科に入って、みんなに会えて本当に良かったなと思います」
女子生徒:
「お母さんとお父さんへ。高校1年生の時は学校に行きたくないとか、色々あって、すごい困らせることが多かったんですけど、ママとかパパを泣かせてしまうことがあったんですけど、今はパパとかママがいてくれたから、自分が行きたい大学にも進学する事ができてとても良かったです」
小島穂花さん:
「(特別進学クラス)8人で色んな事を乗り越えて来られたのが、とても思い出に残っています」
母・奈々さん:
「受験をよく頑張っていたので、お疲れ様って言いたいです」
特別進学コースの飛田藍香さんは、サッカーの強豪大学へ進学します。
飛田藍香さん:
「筑波大学に進学して、サッカーだけじゃなくて勉強も高いレベルで頑張って行こうと思っています」
新体操部で全国大会に出場した城野にこさんは、大学で更なる高みを目指します。
城野にこさん:
「3年生の時に県高総体で初めて優勝することができて、目標だったインターハイに出場できたことが、1番の思い出です。大学も新体操を続けたいので試合にも多く出場して、上位を目指していきたいです
」卒業生98人のうち、3人が就職、95人は大学や専門学校へ進学します。