同僚の男性を包丁で刺し、殺害した罪に問われたベトナム国籍の元技能実習生の男の裁判員裁判で、検察は懲役17年を求刑しました。
起訴状などによりますと、グエン・ホン・ジャン被告(40)は、2024年12月、長崎市西海町の会社の寮で、当時42歳のベトナム国籍の技能実習生、ファム・ゴック・ホアンさんの胸や左腕などを、刃渡り約20センチの包丁で複数回刺すなどして殺害した罪に問われています。
論告で検察側は、「被告は、犯行前に被害者と口論になり、怒りで包丁を準備し、『あいつを刺し殺す』と同僚に話した後、強い殺意を持って犯行に及んでいる」などとして懲役17年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は犯行当時、ファムさんに武器で襲われると勘違いして犯行に及んだ。明確にファムさんを殺そうとは思っていなかった」などとして懲役7年が妥当と主張しました。
判決は来月10日(火)に言い渡されます。