
平戸市の80代の女性が、4億円相当の純金をだまし取られたニセ電話詐欺事件で、「回収役」とみられる男が逮捕されました。
逮捕されたのは、東京都足立区弘道2丁目の無職 小野善孝容疑者57歳です。
平戸警察署によりますと、小野容疑者は、氏名不詳の数人と去年8月中旬から12月9日までの間、検事や警察官装い、平戸市の80代の女性に「あなたの通帳と携帯電話が犯罪に利用されている」などとうその電話をかけ、捜査協力を名目に資産情報を聞き出し、4億円相当の純金インゴットを購入させ、だまし取った疑いが持たれています。
女性は3回に分けて純金インゴットをだまし取られていて、小野容疑者はこのうち2億円分を受け取った「受け子」とみられる埼玉県蓮田市のとび工、加藤宏司被告(59)から純金インゴットが入った段ボール箱を回収した「回収役」とみられています。
加藤被告に関連する捜査のなかで、防犯カメラなどの映像から関与が浮上しました。だまし取られた純金インゴットの回収には至っていません。
平戸署は、詐欺グループによる組織的な犯行とみて、ほかの関係者の行方や資金の流れなどを調べていて、捜査に支障があるとして、小野容疑者の認否を明らかにしてません。