長崎市は、鈴木市長1期目の最終年となる新年度の当初予算案を発表しました。厳しい財政状況の中、市長は、1年間、給与1割カットで職員の士気を高めるとしています。
鈴木長崎市長:
「切り詰める部分と、攻める部分と両方メリハリをつけるということに留意しています」
新年度の一般会計当初予算は、今年度より137億8千万円少ない2275億6千万円です。
このうち、人口減少対策として、鈴木市長が2023年の就任時に掲げた重点プロジェクト「経済再生」「少子化対策」「新市役所創造」に関する予算は、56億5千万円(+17.1億円)、事業214件(+5件)です。「経済再生」には、25億6972万円を計上しました。
先月、ニューヨーク・タイムズに長崎市が掲載されたことをチャンスと捉え、情報発信を強化する事業に2000万円を盛り込んでいます。
鈴木長崎市長:
「インバウンドのお客様、とりわけ欧米系のお客様が劇的に増加する絶好のチャンスです。そういった機会を捉えて交流の拡大、交流の高付加価値化を進めていく」
「少子化対策」では、来年4月から、国が公立小学校の給食費を無償化するのに合わせ、国の支援額を超える分も市が独自に公費負担し、保護者負担をゼロにします。(予算額12億2291万9千円)また、中学校の給食費や保育所などの副食費については、食材価格の高騰分を支援する予算9411万円を計上しています。
さらに、インフルエンザ予防接種の助成対象を「未就学児以下」から中学生まで拡大するなど、子育て世帯の負担軽減を図ります。
鈴木長崎市長:
「長崎に住んで良かったと思っていただけるような実感を伴うような形にできるように引き続き取り組んでいきたい」
鈴木市長は、4月から1年間、自身の給与を10%、副市長を5%、教育長らを3%、カットするとしました。
鈴木長崎市長:
「トップマネジメントといたしまして、我々としても給与の減額という形での姿勢を示すのが大切だと考え、行うこととした」
また、8日に投開票された知事選で初当選した平田研さん(58)について、大学と国交省の同期で、選挙戦も支援してきた鈴木市長は、「これまでにないレベルの県と市の連携を」と期待を寄せました。
鈴木長崎市長:
「平田さんとは40年来ずっと一緒に過ごしてきたので、言葉を超えて通じる部分もあるかなと思っている。これまであまりできなかったようなことも平田さんとだったらできるかなと思ってますのでそういうことも含めてこれから話し合っていきたい」