県上対馬病院の看護助手が、親の介護に使う目的で、院内から医療用手袋や紙おむつなど合わせて400枚余りを盗んだとして、懲戒免職処分を受けました。また、同じ病院に勤務する女性看護師も医薬品を盗み、停職6カ月の懲戒処分を受けています。
懲戒免職処分を受けたのは、県上対馬病院に勤務していた59歳の女性看護助手です。
去年12月、勤務時間終了後に4回にわたり、医療用のプラスチック手袋200枚のほか、紙おむつと吸水パッド合わせて212枚を盗み、一部を親の介護に使っていました。
病院は、対馬北警察署に被害届を出しています。病院を運営する県病院企業団本部は「計画的で常習的な行為」としています。
一方、停職6カ月の懲戒処分を受けた33歳の女性看護師は、去年11月15日午後10時ごろ、夜勤中に薬局室内から市販されていない解熱鎮痛剤105包を盗みました。翌月2日、この看護師が病院に申告し、発覚しました。
薬は1包も使用されておらず、すべて病院に返却されたということです。
県病院企業団本部は、管理監督責任のある院長(56)と事務長(51)を、減給10分の1の懲戒処分としました。また、再発防止策として、院内のカメラをこれまでの6台から3月中に20台へ増設するとしています。