市場は、5日から始動です。長崎市の魚市場や青果市場で、新年恒例の初競りが行われました。
牧山貴光記者:
「けさ水揚げされた新鮮な魚がずらりと並ぶ長崎魚市です。まもなく今年初めての競りが始まります」
午前5時に始まった「初競り」では、五島や長崎近海でとれた「クロマグロ」や「ヒラマサ」などを、仲買人が次々と競り落としました。
ヤマス・渡邊英行社長(65):
「諸経費が上がっていますから我々出荷の仲卸としてもですね、そういう課題を克服して全国に長崎のおいしい魚を届けるのが使命ですからそれを頑張ってやっていきたい」
長崎魚市・山内一馬係長(35):
「午年だけに馬のようにスタートの良い競りだったと感じています。物価上昇に伴い、流通の各段階で経費が上昇していますが、私たちは魚市場の使命として生産者の方、また消費者の方がそれぞれがですね、納得できる価格形成を出来るように、日々魚市場業務を推進していきたいと考えております」
5日朝の総入荷量は、年始のしけの影響で、去年より約300トン少ない150トンでしたが、マダイは1キロ5000円、アオリイカは4000円など、高値で取引され、全体としては順調な滑り出しとなりました。
初競りのあとには初市式が行われ、関係者が鏡開きをして、1年の豊漁と水産業の発展を祈りました。
「西方小天鼓」の祝太鼓で市場の始まりを告げた長崎市中央卸売市場。初競りでは、県産のミカンやホウレンソウ、ハクサイなどが、次々と競り落とされました。
青果店関係者:
「ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、根菜類は絶対高いですよ。葉物自体は全般的に安いと思いますけど、今年は」
2024年の猛暑で不作だった葉物野菜は、2025年は価格が上がりましたが、今年は入荷が順調で、安くなる見込みです。一方、需要の高いジャガイモやタマネギは、入荷が減っていて、去年より高くなる見込みだということです。
長崎でじま青果・加藤愛久専務:
「産地の方がしっかり生産できるような価格帯というか、適正な価格であってほしいなと思います」
長崎市中央卸売市場の去年1年間の取扱高は、野菜と果物を合わせて5万4319トン、168億2533万円余りで数量・金額ともに、2024年を下回りました。