西海市で、子どもたちに県産米の魅力を伝えるセミナーが開かれました。
「長崎県産米好きな人~?」
「(児童)はーい」
西海市立西海小学校で開かれた「聞いて食べて長崎県産米を知ろう!セミナー」。
主催した長崎県米消費拡大推進協議会は、2023年から県内各地の小学校を周り、生産者の思いや県産米のおいしさを伝えています。
佐世保市の棚田で10年以上、米作りを続ける「株式会社ミライステラス」の下高敏彰さん(35)が、5年生14人に自身が米作りを始めたきっかけや、米作りの楽しさなどを話しました。
児童:
「米作りを始めたきっかけは何ですか?」
下高敏彰さん:
「棚田に行ってお米を食べさせてもらったら、めちゃくちゃおいしくて、感動したんですね」
県産米の食べ比べをして、子どもたちは香りや味の違いを楽しんでいました。
児童:
「めっちゃおいしい」
「もちもちしている」
「食感が固くて、甘めだったから、おばあちゃん家の米の味がした」
ミライステラス下高敏彰さん:
「子どもたちがすごく楽しそうに、興味を持ってもらったので、大人になって米作りしてくれることを少し期待しています」
協議会は今後も、子どもたちが県産米に親しめるセミナーを続けたいとしています。