
市役所職員や銀行員をかたるニセ電話詐欺で60代の女性が約200万円をだまし取られました。
12月8日(月)、壱岐市の60代の主婦の自宅の固定電話に市役所職員を名乗る男から「介護保険の還付金がありますので、振り込み先として使われている銀行名とあなたの携帯電話の番号を教えてください」などと電話がありました。
女性が銀行名と携帯電話の番号を教えたところ、女性が教えた銀行の銀行員を名乗る男から「振り込み手続きをするため、ATMに行ってください」と電話がありました。
ATMに行った女性は銀行員を名乗る男に電話し、男の指示に従ってATMを操作していたところ、現金199万8567円を送金してしまい、だまし取られました。
県警は、「還付金がある」「取り引き銀行から連絡させる」などの内容の電話は詐欺を疑い、口座番号や暗証番号は教えない。教えてしまったら、すぐに警察や金融機関に相談するよう呼び掛けています。