十八親和銀行の行員や市役所の職員を名乗り、現金をだまし取ろうとする不審電話が相次いでいます。
十八親和銀行によりますと、11月に入り、10件ほど不審電話が発生し、現金をだまし取られた人もいます。
具体例では、まず市役所の職員を名乗る人物が、「還付金がある」「取引銀行はどこか?取引銀行から連絡させる」などの電話をかけてきます。続いて、十八親和銀行の行員を名乗る人物が、「還付の手続きのため」と称して、口座番号やキャッシュカードの暗証番号などの個人情報を巧妙に聞き出し、バンキングアプリで不正に犯人側への送金を行う手口です。
十八親和銀行は、「行員が還付金の振り込みなどと称してお客さまに電話したり、口座番号や暗証番号を聞き出したりすることはない」「不審な電話がかかってきた場合や個人情報を伝えてしまった場合は、当該金融機関や警察へ相談してほしい」としています。