年末年始の忘新年会シーズンに飲食店での火災を防ごうと、消防局による立ち入り検査が実施されています。
佐世保市消防局の立ち入り検査は、市の中心部にある飲食店約20店が対象です。消防局の職員が、コンロやダクトなど厨房設備の管理状況や消火器などの設置状況、非常口周辺の経路などを確認します。
消防局:
「避難口の周りにはあまり物を置かないようにしていただいて、すぐに避難が出来るように維持管理をお願いします」
佐世保市消防局予防課岩野大介課長補佐:
「この時期は乾燥しやすいので火の取り扱いや、暖房器具を使う場合に注意をしていただいて火災予防に努めていただければ」
佐世保市消防局管内では2016年からの10年間で、飲食店の火災が19件発生し、このうち14件は、コンロやダクトなどの厨房設備が火元でした。
消防局は、こまめな点検と清掃、火の消し忘れに注意するよう呼び掛けています。