雲仙市出身の陸上100メートルのプロスプリンター、池田成諒選手(23)が総合建設業の宅島グループと所属契約を結びました。
池田成諒選手(23):
「幼い頃からの夢であるオリンピックでメダルを取るという大きな夢にまた一歩近づけたと実感しています」
調印式は、雲仙市小浜町の宅島建設本社で行われ、池田選手と宅島寿孝代表(53)が契約書にサインしました。
池田選手は、県立島原高校在学中に国体少年男子100メートルで2度優勝したほか、アルゼンチンで行われたユースオリンピックで銅メダルを獲得。進学した筑波大学では、インカレ・全日本学生選手権で優勝を果たしました。100メートルの自己ベストは、去年更新した県記録の10秒26です。
大学卒業後、活動拠点を長崎に移し、アスリートを支援する会社を立ち上げました。
宅島建設宅島寿孝代表(53):
「今回池田選手本人から直接話を頂いてこうしてプロ選手との契約は初めて」
池田成諒選手(23):
「競技に関することでより専門的なトレーニングが受けられる」
また、池田選手は幅広い年齢層が参加出来る競技会などの開催を通して、地域に貢献したいと意気込んでいます。
池田成諒選手(23):
「東京世界世界陸上2025に出場されたマラソンの近藤亮太さんは2歳上の島原高校の先輩で非常に良くしてくれた先輩、近藤亮太さんの場合は長崎の三菱重工所属で地元の選手が地元の企業と一緒に世界の舞台で活躍するというのはアスリートとしてはこの上ないことだと感じたので今回私も地元の企業である宅島グループとご一緒していただくことで長崎から世界で戦うというところを地域の皆様に見ていただければ」
宅島建設宅島寿孝代表(53):
「地元で活動して世界を目指すというところに共感できる地方の子どもたちに、夢を追いかける姿といいますか、将来の夢をかなえられることを身近に感じてほしい」
陸上100メートルのプロスプリンター、池田選手の最大の目標は、2028年にロサンゼルスで開催されるオリンピック出場です。
池田成諒選手(23):
「宅島グループ所属の陸上競技100m選手の池田成諒です。皆様に良い報告ができるよう精一杯頑張りますので温かいご声援をよろしくお願いします」