陸上界、期待の新星が故郷に凱旋です。9月に東京で開かれる世界選手権の男子マラソン日本代表に選ばれた島原高校出身、近藤亮太選手(25)が島原市長を表敬訪問しました。
午後、島原市役所を訪れたのは、島原高校出身で三菱重工マラソン部の25歳、近藤亮太選手です。市役所職員が総出で出迎えました。
近藤選手は、初マラソンとなった2月の大阪マラソンで日本最高記録となる2時間5分39秒をマークし、日本勢トップの2位に入りました。この結果、9月に東京で開催される世界選手権男子マラソン日本代表に初選出されました。
近藤選手を出迎えた古川市長も、喜びを隠せません。
古川隆三郎島原市長(68):
「なんといっても、一小・一中・島高。お父さんはすぐそこの特別支援学校の校長先生だった、お母さんも学校の先生だった。なんというかこの辺のファミリーの中から世界陸上のマラソンの日本代表が出たということを心からお祝いしますと共に、皆さん喜んでいます」
近藤亮太選手(25):
「非常に誇らしい思いです、この島原の地で14年間育って、陸上を本格的に始めたのも島原ですし、次の東京でも同じような皆さんをワクワクさせる走りができたらなと思います。レースより記者会見の方が緊張します」
陸上の世界選手権は9月13日(土)から東京で開かれ、近藤選手は8位入賞を目指します。