
強い寒気の影響で、県内各地で今季最低気温を記録しました。
4日朝の最低気温は、長崎4.2℃、佐世保3.4℃、大村3.6℃、島原4.5℃、壱岐・芦辺が1.2℃、対馬・厳原が0.1℃、五島・福江が6.4℃、新上五島町・有川が6.5℃など県内18の観測地点のうち14地点で今季最低となりました。
大学生:
「きょうからマフラーしてます。手袋して来なかったんですけど手がかじかんでて寒いです」
最低気温マイナス1.3℃を記録した雲仙・妙見岳では、3日に今シーズン初の「霧氷」が見られました。
雲仙ロープウェイの従業員が標高1333メートルの妙見岳山頂にある妙見神社付近で撮影しました。「霧氷」は、木の枝などが細かい氷の粒で白く覆われる現象で、「花ぼうろ」とも呼ばれる雲仙の冬の風物詩です。
「気温0℃以下」、「霧が発生すること」、「風が吹くこと」、3つの条件が重なることで発生します。
去年より5日遅い観測でした。条件がそろえば、3月上旬まで見られるということです。
長崎地方気象台によりますと既に寒気のピークは過ぎ、徐々に弱まっていますが、4日日中の最高気温は10℃前後にとどまる見込みです。5日以降、週末にかけては18℃前後まで上がる予想です。