
人の流れや物流が増える年末を前に、長崎税関が密輸やテロを防ごうと水際の取り締まりを強化し、特別警戒に当たっています。
長崎税関 酒井健太郎税関長(58):
「国民の安全安心を守るという強い信念を持ち、全職員が一丸となって全力で取り締まりに当たるようお願いします」
出動式には、職員ら約30人と麻薬探知犬2頭が参加し、船舶や貨物の取り締まりに当たる職員らが気持ちを引き締め、それぞれの持ち場に向けて出発しました。
長崎税関 酒井健太郎税関長:
「見える取り締まりということで、前面に出て税関職員が前に出て検査させていただきますので、検査にぜひ協力していただけたらうれしい」
好奇心旺盛な「ボルテックス号」は、空港や港で麻薬探知に当たります。
ハンドラー中原洸大さん:
「日本の安全を守るために、不正な薬物をこの子が見つけ出してくれることを期待してます」
今年の上半期、長崎税関管内では不正薬物6件、金の密輸2件を摘発しました。年末特別警戒は11日(木)までで、街頭キャンペーンなどで検査協力や情報提供を呼びかけます。