県内の高校生や大学生らに理系分野の魅力を伝える講演会が、長崎市で開かれました。
長崎総合科学大学が主催した講演会には、大学の学生や附属高校の生徒など、約550人が参加しました。講演会は2015年から地域貢献の一環として開き、今年で9回目です。これまで「脱炭素社会」や「半導体」などをテーマに、第一線で活躍する専門家を招いてきました。
今年は、「かがやくAIテクノロジー」をテーマに、アメリカの半導体大手「NVIDIA(エヌビディア)」の日本法人「NVIDIAJapan」の堀内朗本部長が登壇しました。堀内本部長は、チャットGPTなどのAI技術が企業に広がる中、若いうちからその仕組みを学ぶことの重要性を強調しました。
NVIDIAJapanエンタープライズマーケティング本部堀内朗本部長:
「社会人になってからAIを活用し始めるというのは遅い可能性もあると思うので、裾野を広げるという意味で高専や地域の大学と協力してしっかりとNVIDIAとしてもお手伝いしていきたいと考えています」
講演の最後には、「自分が手に入れたいと思ったものは、諦めずに、最後までやり切ってほしい」と学生らを激励しました。