長崎総合科学大学は長崎スタジアムシティに入居するIT企業と包括連携協定を結びました。
東京に本社を置く「ディーソル」とスタジアムシティのオフィス棟に入居するグループ会社「ディーソルNSP」の今村社長と黒川学長が協定を交わしました。
「ディーソル」は、首都圏を中心に全国13カ所に拠点を構えるシステム会社です。医療や食品、流通などの分野で企業をサポートしています。県内には、長崎市と佐世保市に事業所があり、五島市ではIT技術を活用したスマート農業にも取り組んでいます。
ディーソル・今村勇雄社長:
「長崎で一生懸命やっているのがAIであったり画像認識であったりこれからのもの。そしていま私は農業の近代化IT化と言いますか施設農業とかそういったものに大学の力を借りて自動化などを共同研究して何とか世に出したい。(長崎の)人材は優秀です」
長崎総合科学大学・黒川不二雄学長:
「連携を通じ地域の活性化にも寄与することを目指し、本協定が単なる企業と大学の関係に留まらず、地域社会全体に広がる波及効果を生み出すことが目標です。農業にAIを使いながらそれから収穫になるとロボットとかありますから農業分野についてもやりたい」
長崎総合科学大学は情報産業分野などで次世代のAIやITなどの専門人材の育成を目指し、来年度から共同研究に取り組みたいとしています。