作家の個性や情熱が、作品に宿っています。「長崎市民美術展」が、県美術館で始まりました。
74回目の「長崎市民美術展」には、約3万6000点の応募があり、入賞した一般部門240点と、ジュニア部門1808点の作品を展示します。
書道を始めて15年の菊野さんは、今回初めて、市長賞を受賞しました。
長崎市長賞受賞菊野智子さん(72):
「思いがけなくてとてもうれしいです。線の濃い部分や、かすれを出したり、それから1つの文字の中にも、太い線と細い線、しっかりそれが出せるように一応書いてみたんですけど、これからも、また暫くは書き続けていきます」
また、今回から、「中国駐長崎総領事賞」が新設され、各部門から1作品ずつが選ばれました。
「前期」は、日本画や洋画、水墨画などを展示し、来月4日(木)まで。「後期」は、写真や工芸、ジュニア絵画などを展示し、来月6日(土)から14日(日)までです。
入場料は、一般300円、高校生以下は無料です。