
来年度から生徒の募集を停止する長崎市の私立・活水中学校に対し、保護者や卒業生らが撤回を求める署名を提出しました。
1万2千筆あまりの署名を活水学院の湯口隆司理事長らに提出したのは、活水中高のPTAと同窓会のメンバーです。
活水中学校は先月、少子化に伴う深刻な定員割れで経営が悪化し、来年度から生徒の募集を停止することを決めていました。PTAなどは事前に説明がなかったなどとして、募集停止の撤回を求めています。
活水中高PTA 柳田優香会長:
「受けようと思っていた子たちに、再度募集をかけるというところまでしていただきたいと思っています」
学校側は今後、理事会や評議員会を開き、協議するとしています。PTAや同窓会は学校側が募集停止を撤回すれば、募金を集めるなどして協力したいとしています。