長崎市立諏訪小学校で開かれた「車いすバスケットボール交流会」。
「福祉」も学ぶ小学4年生約60人が障害への理解を深めようと実施されました。
講師は、長崎県車いすバスケットボール協会の川崎寿洋会長と長崎サンライズのキャプテンで日本代表経験もある溝口良太選手。
2人の華麗な車いすさばきに子どもたちは大興奮!早速、競技にも挑戦します。
初めての車いすの操作に悪戦苦闘しますが、慣れてくると…見事、シュートを決める児童も!拍手が沸きました。
競技体験のあとは、川崎会長が全員と同じ距離で対等に話せるようにと円を作り、その中で障害との向き合い方や共生社会への思いを伝えました。
長崎県車いすバスケットボール協会・川崎寿洋会長:
「うちの長崎サンライズっていうチームにも健常者の人が登録しています。試合にも出ます。そういうのが本当の共生社会のこれからみんなが進んでいくべき道なのかな」
初めて車いすバスケに触れた児童たちは…
長崎市立諏訪小4年・辻本岳さん:
「車いすを動かしながらドリブルしたりシュートするのが楽しかったです。意外とスピードが出せて 面白かった」
長崎市立諏訪小4年・久米美雪さん:
「(車いすは)自由に動けませんでした。普通のバスケとは全然違う感じが出来た」
長崎サンライズは年間60回以上、交流会を開いていて、今後も活動を続けたいとしています。