高市早苗総理大臣の台湾をめぐる言動などで日中関係に波乱も予想される中、長崎の中国総領事館が40周年を迎え北京で祝賀会が開かれました。
大石知事:
「大変難しい状況の中でもどんなことがあっても大切に紡いできた長崎県と中国との友好の関係を今後も大切に継承し、発展させていく思いです」
3番目の中国の総領事館として1985年に開設された長崎総領事館は長崎県1県だけを管轄しています。式典には前の長崎総領事も参加し、日中関係の重要性を強調しました。
張大興前長崎総領事:
「国交正常化の共同声明の精神に従うならば、中日関係は今後も波風の中でも前へと進んでいくと信じます」
祝賀会には多くの中国企業関係者も参加し、「長崎と中国との深い関係が理解できた」という声も聞かれました。
大石知事は7日(金)から12日(水)まで6日間の日程で中国を訪れていて、訪問中は県産品のプロモーションや県産酒の商談会を開いています。