今年も多くの優れたデザインの商品が生まれました。県庁で「長崎デザインアワード」の表彰式が開かれました。
五島の風景をかわいらしく描いたパッケージが目を引くカステラや、中高生の体への負担を減らすリュックなど魅力的なデザインの商品が並びます。
「長崎デザインアワード」は、県内企業の開発意欲とデザイン力の向上を目的に、県が2011年から毎年開催しています。15回目の今年は、56点の応募から入選10点、入賞10点が選ばれました。
大賞は、西海市「山﨑マーク」の刺繍アクセサリー「RACCAN(ラッカン)」。
AIがミシンを制御し、手縫いのような温かみのある質感に仕上げました。子ども服にも使われる肌に優しい糸を使っています。審査員からは、「幅広い年代やスタイルに合うほど種類が豊富」「糸製品ながら耐久性もある」と評価されました。
山﨑マーク・山﨑秀平代表:
「私たちの刺繍の技術をたくさんの人に知ってもらう良い機会になるかなと思っています。これから 自分たちだけでなくて、たくさんの人とかたくさんの企画とかとコラボしながら、自分たちの事業を面白くしていきたい」
受賞商品は、22日(土)から30日(日)まで、アミュプラザ長崎の土産店「長崎セレクトSUMIYA」で販売されます。
また、来年2月に東京で開かれる「東京インターナショナルギフトショー」にも出展されます。