今年も多くの優れたデザインの商品が誕生しています。
県庁で「長崎デザインアワード」の表彰式が開かれました。諫早市小長井町のフルーツバス停をモチーフにしたコインケースや、かわいらしい対州馬が描かれたお茶缶など、魅力的なデザインの商品が並びます。
(選定委員会特別賞「フルーツバス停コインケース」税込み4800円)
(銀賞「対馬のお茶入り対州馬缶税込み2400円)
「長崎デザインアワード」は、県内企業の開発意欲やデザイン力の向上を目的に2011年から県が毎年開催しています。14回目の今年は、47点の応募があり、その中から10点が入賞しました。
大賞に輝いたのは、波佐見町の「白山陶器」が制作したサービングトレイ「AMUSE」です。(【L】税込み4950円【S】税込み2750円)
審査員からは、「持ち手の形状がシンプルで機能的」「シンプルなデザインの中に、細部までこだわりを感じる」といった評価を受けました。
白山陶器・鷹巣翔さん:
「現代の食卓、ライフスタイルにどのようなものが世の中で必要とされているかというものを自分なりに考察してデザインした形が大賞を頂いたサービングトレイになります。波佐見町全体が盛り上がるきっかけにちょっとでもなればうれしいなと思います」
平戸市の「宝亀かまぼこ店」が出品したのは、長期保存できるレトルトのかまぼこです。
平戸市の景色を描いた温かみのあるパッケージで、広げてひっくり返すと平戸の観光マップになります。(「長崎平戸宝亀かまぼこ」税込み480円)
審査員からは「親しみやすいデザインで、平戸に行ってみたくなる仕掛けがある」などの評価を受け、金賞を受賞しました。
宝亀かまぼこ店・宝亀綾美さん:
「電車とか飛行機とかの帰りの際に開けていただいて思い出して、また平戸に行ってみたいと思っていただければいいかなと思います」
受賞商品は、23日から来月1日まで、アミュプラザ本館1階の土産店「長崎セレクトSUMIYA」で販売され、県がSNSなどで県の内外にPRします。