「こんな商品あったら便利だな」という気持ちから生まれた作品も。活水女子大学生活デザイン学科の作品展が県美術館で開かれています。
4年生38人が企画・構成から約2年かけて完成させた作品を展示しています。長崎西洋館の跡地や稲佐山など具体的な場所を想定し、環境を現地調査した上で設計した建築デザインや、長崎の観光地や名物を題材にした作品など、作り手の個性が光る作品が並びます。
中山結女さん(22)の作品は「持ち運びできる使い捨てコスメ」がテーマの「コンパクトコスメ」。「こんな商品あったら便利だな」という気持ちから生まれた、軽容量で手軽に楽しめるコスメをデザインしました。パッケージに紙を使い、刻印で文字を入れることでインクを削減するなどサステナブルな商品開発も意識しています。
活水女子大学生活デザイン学科4年・中山結女さん(22):
「将来はデザイナーになりたいです。みんなの生活が少しでも彩りが出るようなデザインができるように頑張ろうと思っています」
作品展は11日(日)まで県美術館の県民ギャラリーで開かれています。入場は無料です。