長崎市立長崎中学校で企業体験学習の一環として「株主総会」が開かれました。
生徒たちに課題を見つけ、解決する力を身につけてもらおうと、学校では2年前から会社の立ち上げや商品開発など、実際の企業運営を学ぶ授業に取り組んでいます。
株主総会では、2・3年生の116人が設立した6つの企業が登壇。生徒たちは株を購入した株主を前に、売り上げや利益、活動を通して学んだことを報告しました。
長崎中学校3年生CEOを務めた生徒:
「株主様に恩返しができてうれしい。他学年との交流が少ないので、たくさん2年生と交流できたことがとても楽しかった」
長崎中学校3年生CEOを務めた生徒:
「お金を稼ぐ難しさとお金を稼ぐ達成感、仲間との協力の大切さを学ばせていただきました」
総会の最後には、株主への配当金の返還も行われました。
株主:
「何十年も生きていて株主になったのも初めてで、受け取ってうれしいです。よく頑張ったのが見えていたから、貴重な配当金です」
株主:
「6社全部買った。立派だなと思う。ひょっとしたら赤字のところもあるかなと思ったが、全部黒字で大したものだなと思う」
残った売り上げは、福祉施設などへの寄付に充てられるということです。