県高野連は来年春のセンバツ甲子園の「21世紀枠」に長崎西高校を推薦しました。
4日(火)長崎西高校で開かれた推薦書授与式には、野球部の桑原直太郎主将や宗田将平監督らが出席し、県高連が推薦書を手渡しました。
長崎西高野球部は、秋の県大会で、海星や大崎などの実力校に競り勝ち、高い投手力と堅い守りで準優勝。九州大会出場を決めました。
九州大会の初戦では佐賀大会で優勝した唐津商業に9対2の8回コールドで勝利。
センバツ出場が有力となるベスト4にはあと1勝届きませんでしたが、ベスト8の成績を残しました。
県高野連は「学業と部活動を両立させている学校であり、 野球部員の学校内外での活動が他校や地域に良い影響を与えている」 と評価し、長崎西高校を21世紀枠の「県推薦校」としました。
長崎西2年・桑原直太郎主将:
「率直にうれしい気持ちで、一歩センバツに近づいたかなと思うので。やっぱりもらった瞬間はうれしい気持ちが大きかったです。勉強、部活50・50じゃなくて、自分たちは勉強と部活100・100でどっちにも全力を注ぐというのを意識してるので、そこは学校のことをおろそかにしないで、勉強も部活も両立できるように頑張りたい」
県勢では去年、九州大会ベスト8に入った壱岐高校が、21世紀枠に選出され、初の甲子園出場を果たしました。
21世紀枠は来月12日(金)に全国9地区の候補校が選ばれ、来年1月30日(金)に全国で2校が発表されます。