東京大学卒業のクイズ王・伊沢拓司さん(31)が、長崎市民らに資産運用のコツを伝授しました。
十八親和銀行が合併5周年を記念し、長崎市のハピネスアリーナで開いた「お金を育てるキャラバン NISAを学ぼう in長崎県」。ゲストとして登場したのは、東京大学卒業のクイズ王・伊沢拓司さん(31)です。
長崎にまつわるクイズでウォーミングアップしたあとは、少額投資非課税制度=NISAによる資産運用について、クイズを交えながら解説しました。平均寿命の上昇や預金の低金利、物価高騰などの影響で、現金のままでは資産を増やすことが難しいと指摘。投資による資産形成の重要性を伝えました。
その上で、“お金を育てる三か条”として、投資信託や株式などを“じっくり”保有する「長期投資」、“コツコツ”積み立てる「積立投資」、複数の投資先に“バランス”よく分ける「分散投資」の3つを挙げました。
伊沢拓司さん(31):
「(投資信託や株式などを)15年持っていたら、過去40年間で一番調子が悪かった時でも3%は増えている。銀行の利子よりは良さそうな気がしますね。少なくとも過去の例で見ると、長く持っていた方が損は少ないということが言えるデータになっております」
参加者たちはクイズに挑戦しながら、楽しく資産運用について学んでいました。