県護国神社で子どもたちが「一番札」を目指して全力疾走する「坂のぼり」が開かれました。
長崎市城栄町の県護国神社で開かれた「第3回坂のぼり」。子どもたちの健やかな成長を願い、地元の有志でつくる「長崎県護国神社育成協議会」が2022年から開いています。今年は県内の年中児から小学6年生まで約150人が参加しました。
コースの坂は、学年別で約100メートルから380メートル。ゴールにつるされた「一番札」を目指して競いました。
南島原市から来た小学5年生の林田直弥くん(10)。去年は小学4年の部で一番札を勝ち取りました。
林田直弥くん(10):
「ちょっと緊張しています。今年の目標はまた1位を取って2連覇したいです」
スタート前、少し緊張した様子の直弥くん。スタートダッシュは上々!しかし途中で抜かれてしまい…惜しくも2位でフィニッシュしました。
林田直弥くん(10):
「きつかったです。来年頑張ります」
父・直幸さん(53):
「ちょっとしか練習できなかったからね。最後まで一生懸命走れたから良かったね。次は6年生が残っているから、小学校も今年閉校なんですよ、最後の野田小学校での出場やったけんね、来年は加津佐小で出場しましょう」
県護国神社育成協議会は、来年も開催したいとしています。