長崎市で33回目となる「ちびっこくんち」が開かれ、子どもたちの元気な声が街に響きました。
湊公園のステージでは市内4つの幼稚園・保育園、こども園から約250人の園児が集まり、それぞれ練習の成果を披露しました。
今年3月で閉園した桐ノ木保育園と合併した認定こども園大浦保育園の74人の園児たちは、全5曲の本踊りを披露。着物姿でおしとやかに舞う「藤娘」や、息のそろった振りと太鼓が見所の「風神太鼓」。大浦保育園の十八番「クーニャンさんの夢」で会場を盛り上げました。
長崎北保育園は長崎くんちで新橋町が奉納した阿蘭陀万歳を披露。続いて44人の年長さんによる「龍踊」。重さ30キロの2体の龍を操り、生き生きとした動きで会場を沸かせました。客席からは、「モッテコーイ」や「ショモーヤレ」の声が飛びました。
長崎北保育園うちだつむぎちゃん:
「お声を出してがんばりました。(Q.今日の演技は花丸?)園長先生にまだ言われてない…」
龍踊を指導した梶本大介園長先生は…。
長崎北保育園・梶本大介園長:
「すごく上手でした今までの中で一番良かった」
諏訪幼稚園もりゆうとくん(5):
「ちょっとドキドキした。(Q.今日の出来は何点?)え~…110点」
お母さん:
「大きい声で身体は小さいが一生懸命(船を)回している姿を見ると泣きそうになりました。ママ泣いた。頑張ってた」
ゆうとくん:
「わーい。成功成功~」
秋空のもと、園児たちは稽古を重ねた演技を精一杯、披露していました。