25日(土)に「ちびっこくんち」が開催されます。
長崎北保育園は「龍踊り」を披露します。小さな手に、小さな体。その眼差しは真剣です。
玄関で立派な龍が出迎える長崎市滑石3丁目の長崎北保育園。龍を操るのは年長さん44人。囃子は年中さん35人が担当します。今年1月からほぼ毎日稽古をしてきました。みんなで力を合わせて重さ30キロの2体の龍を操ります。
教えるのは、園長の梶本大介さん(49)。長崎くんちの踊町、筑後町の龍踊で龍衆として過去3回出演した経験を持ちます。
梶本大介園長(49):
「チームワークだったり、忍耐力だったり、『友達のために自分が頑張らないと』と、そういう優しい子どもになってほしいと思います」
園のお兄さん、お姉さんの姿を見て憧れ続けた長崎北保育園伝統の龍踊り。最初はうまく動かせなかった龍も、稽古を重ね、生き生きと舞うようになってきました。
園児:
「(やってみてどう?)重かった」
園児:
「(龍踊りのどんなところが好き?)かっこいいところ。みんなに見せたい。上手って思ってほしい」
園児:
「(演技は花丸だった?)それは園長先生は言ってない…。(本番は園長先生に何て言ってほしい?)『上手だね』と言われたい」
園児:
「(誰に見てもらいたい?)おばあちゃん。(おばあちゃんにどんなことを思ってほしい?)頑張ったねって」
待ちに待ったぼくらの出番!
笑顔いっぱい、元気いっぱいに稽古の成果を披露します。
ちびっこくんちは25日(土)午後0時50分から市中パレード、午後1時20分から湊公園で演舞が行われます。