今月26日(土)の「ちびっこくんち」で龍踊を披露する長崎北保育園。
熱血指導の練習の成果を披露します。
保育園のバスにも龍踊が描かれているのは、長崎市滑石3丁目にある長崎北保育園です。毎年、大人顔負けの本格的な龍踊でちびっこくんちの会場を沸かせています。
龍踊のことを尋ねると、みんな元気いっぱいに教えてくれます。今年は、年中組の43人が楽器を、年長組の33人が龍衆を担当します。
去年12月から稽古を開始し、ほぼ毎日練習してきました。
去年は1頭で踊りましたが、今回は、仕上がりが順調のため、黒い髪の毛の龍と、白い髪の毛の龍、2頭で挑みます。
指導するのは、保育園の園長で、自らも長崎くんちに龍衆として参加している梶本大介さん(48)です。
本番まであと15日と迫ったこの日、指導にも熱が入ります。
梶本先生の熱血指導は、長崎北保育園の名物です。
けなげな子どもたちは、先生の指導に応えようと必死に棒を握りしめ、全長8m、重さ30キロもある龍を操ります。園児たちの穴だらけの手袋は、1年間、一生懸命練習した証です。
龍頭を務めるへんとなとしゆきくんの手袋も、人差し指と中指は第2関節まで穴があいていました。
へんとなとしゆきくん(龍頭・父が沖縄出身):
「すごく重いです」
(誰が見に来るの?)
「沖縄にいるおじいちゃん、ママ、あとたいすけ君、あとお兄ちゃん。かっこいい龍踊」
でぐちいとさん:
「(指導は)ちょっとだけ厳しかった。波するところ。上げたり、下げたりするところ。緊張する~」
かまやのどかさんT:
「かっこよく頑張りたい。すごかったねって言われたい」
梶本大介園長(48):
「子どもたちの力を合わせて踊るところを見ていただきたい。笑顔で最後まで頑張ってほしいなと思います」
第32回ちびっこくんちは、今月26日(土)。午後1時ごろ浜町周辺をパレードし、午後1時20分から湊公園で演舞を披露します。