北海道の養鶏場で今シーズン初の高病原性鳥インフルエンザが確認され、県は緊急の防疫対策会議を開きました。
会議には、養鶏関係者や県畜産課の担当者ら51人が出席しました。
県農林部 原田幸勝次長:
「例年以上に強い危機感をもって、警戒態勢を強化していく必要があるなというふうに認識をしたところでございます」
県は22日、県内117戸の鶏舎を調査し、異常はありませんでした。ただ、宮崎県では野鳥の死骸から簡易検査で陽性反応が確認されていて、県は、最大限の警戒を呼びかけています。
県養鶏場農業共同組合 深沢晃代表理事組合長:
「仮に陽性が出たとしても、供給されている玉子などには影響がありませんので、安心して食べていただきたい」
県内の養鶏場では、2022年に佐世保市で初めて確認されて以降、感染はありません。県は流行期が終わる来年春まで、毎週末、異常の有無を確認する方針です。