長崎を舞台にAIに支配された世界などを描く映画「TSUSHIMA」が17日から長崎で公開され、主役の2人が舞台挨拶をしました。
AIに人生を翻弄された女性を演じた中西悠綺さん(28)と真相を究明する新聞記者役を演じた山田純大さん(52)が映画への思いを語りました。
中西悠綺さん(28):
「AIがすごく普及しているが、何事も最終的に決めるのは自分自身じゃないといけないということをこの作品はすごく伝えたいと私は思っているので、難しいストーリーではあるが、ぜひそれを感じとっていただけたらうれしい」
映画は2023年に対馬や大村などで撮影され、これまでイギリスの映画祭や東京の劇場などで上映されてきました。
女性の社会進出、再生医療、AIの席巻などさまざまな問題が複雑に絡み合うオリジナルストーリーです。テレビ朝日の元ディレクター山根高文さんが監督を、そしてNCCの大嶋真由子アナウンサーが地元リポーター役を務めました。
映画「TSUSHIMA」はローソン・ユナイテッドシネマ長崎で、11月には対馬でも上映されます。また、18日も午後1時50分から舞台挨拶が行われます。