県教委が進める「英語発信力強化事業」の一環です。長崎市出身の俳優 長濱ねるさん(27)が、長崎市の中学校を「サプライズ訪問」し、特別授業をしました。
長崎市立片淵中学校で特別講師を務めたのは、元欅坂46のメンバー長濱ねるさん(27)です。3年生27人の前で長濱さんは、「私らしく生きる、グローバルに羽ばたくために大切なこと」というテーマで、中学生の時にアメリカに2カ月間留学したことを機に海外に興味を持ったことや、これまでに20カ国以上を訪れたエピソードを話しました。
長濱ねるさん:
「人前に立つのがすごく苦手で、委員会や前に立って引っ張っていくタイプではなかったので、こういう場所は緊張します、えへへ」
長濱さんは、海外へ行くことや、外国の人とコミュニケーションを取ることはハードルが高いかもしれないが、ぜひそのハードルを下げてほしいと伝えました。
3年生:
「かわいかった!顔が小さくて、肌綺麗、鼻が高い、もうすごかったです」
3年生:
「(長濱さんは)海外にたくさん行くことをしていて、自分自身も海外に行ってみたいと思ったので参考になりました」
また、長濱さんは両親が中学教師で、共に片淵中学校に勤務したことがきっかけで出会い、結婚したエピソードも明かしました。
長濱ねるさん:
「片淵中で授業をするという話をしたら、すごく喜んでいて、両親から僕たちの思い出の場所なんだよと教えてもらって、こんなふうに生徒とすごく距離が近い中で授業をしていたのだなと思ったし、改めて両親へのリスペクトが増した気がします」
特別授業の様子は、県教委義務教育課が20分ほどの映像に編集し、今年度末ごろ、県内の公立小中学校で放送する予定です。